
仮面ライダーなんて子供向けだと思っている人も多いと思うが、そんなことはない。
『鍛えること』。
太鼓の音。
とにかく渋い。
配役は主役の細川茂樹。
ボスっぽい役の下條アトム。
そして、準主役の子役 栩原楽人から、その他の脇役まで、妥協なく構成されている。
音楽はエンディングに布施明。
さらに劇中音楽にもこだわったうえ、
ミュージカル風日常シーン、殺陣シーンに音楽の融合など、挑戦的な演出も多い。
トリックとエヴァを融合させたような、静止画(実際は数コマの動画)の連続による描写。
さらに、黒字に白い筆で書かれた達筆漢字のフラッシュ。
この演出はエヴァ以降見なかったが、
パクリではなく、響鬼流の演出となっているように感じた。
よく分からないが、妖怪の造型も一線を画すらしい。
今現在人々に認知されている妖怪の原型はほとんどが江戸時代の画家鳥山石燕か妖怪博士の水木しげる翁によって形成されたものです。
それを新たな解釈と共に新しい形として登場させるスタッフにはまさに脱帽です。
(amazonレビューより)
確かに一反木綿など、新しいアレンジがしてあるように思う。
既存の焼き直しでは、決してない。
とにかく細部の細部にまでこだわっているのが伝わってきた。
これがゴールデンなら、大人の事情で演技のできないアイドルや俳優を入れなければならない。
(たとえ面白くなくても)より広い層に受け入れられる物語でなければいけない。
そういったしがらみの比較的少なそうな”特撮”だからこそ、できた完成度だと思う。
他の作品はマジレンジャーしか見てないが、
ここ数年の”戦隊物”、”仮面ライダー”、”ウルトラマン”(?)は見返さなくてはいけないと感じた。
戦隊物もおもしろそうだが、
見るのはデカレンジャーぐらいに抑えておき、
先に平成「仮面ライダー」シリーズを見たほうがいいかもしれない。
(調べた限りでは、デカレンジャーを見た視聴者はマジレンジャーに失望したらしい。
また、amazonのレビューでは、”仮面ライダー”は前作までのほうが伏線が緻密だったらしい)
ちなみに、今日、7話まで見た。
明日夢は、妊婦に電車の席を譲ることができなかった。
譲ろうとしたが声をかけることがなかなかできなかった。
これは第1話でもそうだったので、おそらく伏線である。
同時に、この世界の仮面ライダー(鬼)の秘密が少し明かされる。
人は誰でも『鍛えること』で鬼になれるらしい。
だから、この言葉も序盤から頻繁に出たのだ。
明日夢は志望校に受かったとき、「鍛えていたから」と言っていた。
だが、この言葉が真実になるのは、まだ少し先になるだろう。
日常に一区切りついた明日夢の今後が非常に楽しみである。





















